【短期集中連載】S先生の夏休み(第2回)

★8月Y日(月)
X日から次の日,いよいよ北海道に上陸しました。
えりも岬に行く途中に,様似町の観光協会(JR日高本線様似駅隣接)に
寄った際,小学生や中学生のみなさんにわかってもらいたいネタを見つけたので,
ご紹介いたします。
(以下の文章は,様似町アポイ岳ジオパーク推進協議会の許可のもとで掲載しております。)

★地球の構造と日高地方のアポイ岳について

05-説明パネル20150222

 地球の構造は,よくゆで卵に例えられます。外側のカラの部分が「地殻」,
その内側の白身の部分が「マントル」,一番真ん中の黄身の部分が「核」です。
地殻は,数km~数十kmの厚さがありますが,地球の大きさからみればゆで卵の
カラのように薄い岩石の層です。しかし,人類は,地球から何千万㎞も離れた
火星に探査機を送り込むほどの科学力を身に着けているにもかかわらず,いまだに
この薄い層を掘り進めてその下のマントルを実際に手にしたことはありません。
つまり,わずか数十km下のマントルの世界は,人類にとって火星よりも
遠い未知の世界なのです。

これを読んでいる小学生の皆さんは5年生くらいでやりましたよね?
覚えていますか?覚えていない人は,これを見て,この話を思い出しましょう。

ところが,その未知の世界を,実際に見て触れて感じることのできるのが
「アポイ岳」なのです。アポイ岳は,その全体が「かんらん岩」でできていますが,
これはマントルの上部をつくっている岩石のこと。地下深くのマントルが
地球規模の変動によって地表に現れアポイ岳を形づくったと考えられています。
アポイ岳は,地球内部の様子を知ることのできる貴重な地質遺産であり,億万年の
壮大な地球の営みを感じることのできる場所なのです。

地球の壮大さを知ることが出来る場所なんですね。千歳空港から行くのはかなり
大変だと思いますが,一度は行く価値があるとは思います。

【キーワード】地核,マントル,核

【クイズ】
・日高地方は北海道のどこら辺にあるでしょうか?(1)~(3)で答えてください。
(答え合わせは次回の更新時に。)
北海道

copyright(c) musashi group. All Rights Reserved.