【最新教育コラム 第5号(2015年05月15日)】

文科省では12日、タブレット端末などを使って学ぶ「デジタル教科書」の導入に向けて、有識者会議を設置して検討を開始しました。

デジタル教科書では、英語や音楽などで音声を使った学習がしやすくなるほか、数学で図形を立体的に表示したり、理科で実験の動画を観察するなど、子どもたちの学びの世界が大きく広がる可能性を秘めています。使い方によっては、複数の子どもの意見や解答を同時に電子黒板に映し出すこともできるため、アクティブ・ラーニングがより進展することも期待されています。

ただ、現行法では教科書は「紙」であることが定められており、デジタル教科書導入には、学校教育法などの法改正が必要になるほか、動画や音声といったコンテンツをどのように検定するか、端末の使用による子どもの視力への影響はないかといった課題も指摘されています。いまのところ、デジタル教科書は、公立学校の教科書をすべて1台のタブレット端末にまとめて児童生徒に配布することが想定されています。同省ではこれから2年ほどかけて検定の方法などを検討し、早ければ2020年度からの導入をめざすとしています。

また,中学校訪問レポートでは,近日中にすでにタブレットを用いたアクティブラーニングを導入している工学院大学付属中学校の訪問レポートをアップいたします。

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